先日湘南相模湾から東京湾を横断して千葉県へ巡航速度で航行中葉山沖でひどい雷雨に見舞われ視界が急激に悪化、すると隠れていたかのように濁った海面から突然流木が出現!
気が付く間もなく船体とプロペラに接触し衝撃を受け急停船しました。
クルーと船体状況を即確認し、一通りの安全が確認できたので再びスロットルを上げるも、左舷にかなりの振動を感じ巡航速度ではとても航行できませんでした。
以前悪天候下で沈んでいた流木に接してプロペラがかなり損傷したと同じぐらいの衝撃だったので、ほぼ間違いなく左舷のプロペラが曲がっているか、一部折れているかを覚悟しました。
速度を下げて夕方マリーナへやっと帰港すると、桟橋ですでにメカニックとマリーナスタッフが待機してくれてBIG TAKⅡを重機で即地上へ上架、そして損傷が最低限であればと祈りながらプロペラに駆け寄ると目を疑いました。何と全くキズや損傷がどこにも見つかりませんでした。不思議でなりません。
先日亡くなった母親がもしかしたら守ってくれたのかもしれないと感じ、ちょっと鳥肌が立ちました。
Captain/Team BIG TAK
| 10:15
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