船舶が港や桟橋に入港する際は、通常フェンダーと言って、船舶と桟橋(堤防)の間にかませることで船舶の側面が傷つくことを防いで保護してくれます。もちろん、船舶同士が並んで停舶する場合も互いの船体が傷つくことを防いでくれます。
BIG TAKⅡは特にバウ(船首)部分のフレアーが横にえぐれて広がっており、このフレアーで波を切り、時化の際に船首が大きい波に沈んでも、このフレアーが大きな浮力となり船首がクジラのように浮き上がってくれます。
しかし、このフレアーが広いため、通常のフェンダーではサイズが足りず、広い部分と湾曲した部分の空間差が大きく、小さいフェンダーだと着岸時などはフェンダーが桟橋との間に入り込んでしまい、フレアーの広がった部分が堤防に接触してしまうため、通常は長さ1m、直径80㎝の樽型で60フィートクラス以上の船体に使用されているものを使用しています。
しばらく使っていたフェンダーも強風などで船体と桟橋の間で潰れて凹んできているので、早めに新しいものを2つ発注してもらいましたが、フェンダーを取り付けようと船主に移動すると…え??サイズが小さい。。。
頭でサイズを覚えていたはずですが、またやっちまいました"(-""-)" これで何と痛恨の2回目のミス...安くはないので大ショック!!!
写真では分かりにくいかも知れませんが、左側に並んでいるフェンダーが必要なサイズ、そして右側の4つが2回連続サイズエラーで購入したものです。
右側の手前側2つのフェンダーは空気で調整できるものですが、ほとんどBIG TAKⅡには気休めにもならないサイズ(それでも長さはおおよそ70㎝~直径は55㎝程度あります...)ですので、もし船をお持ちのオーナーさんで大きめのフェンダーが欲しい人がいましたら是非お声がけください!
写真右側のものです
Captain/Team BIG TAK