先日航行中左舷エンジンの水温計メーターの温度がいつもより微妙に上昇したため、船を一旦停船させて船尾の排気口を確認したところ、冷却水の量がいつもより減っていました。
やはりインペラの破損かゴミが詰まったかを疑い、微速での航行は問題なかったので、マリーナ帰港後すぐにメカニックに点検してもらったところ、ゴミではなく、案の定左舷インペラの羽が一部破損していました。まだ左右両側のエンジンのインぺラを交換して間もなかったですが、恐らく台風後に濁った川や海を航行した際、何かの異物を吸い込んだりして徐々に破損したと思われます。でもちょっとペースが早いな~(><)
インペラはゴム製なので消耗品ではありますが、通常であれば交換は2年から長い人は5~6年経っても問題ない場合もあるようですが、BIG TAKⅡはお客様をお乗せする旅客の船舶なので、これからも航行時間に関係なく、常に交換体制を整えておくことが必要です。
ということで、BIG TAKⅡの為にインペラの在庫も増やしてもらったので、これで「いつでもどんとこい!」と、安心して航行できます(;^ω^)
注)インペラはエンジン内部へ冷却水(海水)を送る役目をし、劣化すると冷却水を規定量の水を取り込めず、エンジンのオーバーヒートや破損を起こすことがあるため、航行中はいつも水温計を確認しています。
Captain/Team BIG TAK
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