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思い返せば2013年9月7日、国際オリンピック委員会(IOC)で2020年のオリンピック開催地に”Tokyo”と選ばれた時は例外なく自分も素直に喜んだことを未だに鮮明に覚えています。

あれからあっという間に8年目、今の状況は誰もが予想できなかったことかもしれません。
この間の準備にはどれほどまでの時間と労力、そしてお金がかかったのか。何よりも大きなチャンスにかけてきたオリンピック選手の立場からしたら、我々には到底予想もつかないとてつもない厳しい精神状態なのかもしれません。

記憶にも新しい2019年には、江の島でセーリングのプレ五輪が開催され、世界各国の選手が集結していた時は我々も海の事業者として楽しみに五輪を迎えられると半ばぬか喜びをしていたんですね....。世の中も人生もわからないものです。

まだ、五輪が無理やり開催するのか中止なのかは我々には想像でしかありませんが、何よりも一刻も早くかつての生活に戻り、人々(特に若い世代)が何かの楽しみや夢を再び持てる時代が戻ってきてくれることを願ってやみません。


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Captain/Team BIG TAK

操船訓練

2021年02月16日
週末の出航時、業務後の潮待ちの時間を使ってクルーの操船訓練を行いました。クルーも万一の時は船長に代わって操船をこなす必要があり、定期的な訓練が必要です。

やっぱり船舶も習うより慣れろ、常日頃から体感で自身の手足と同じ状態で動かせるかどうがにかかっています。河口の三角波や沖合での時化もさることながら、日常的には狭い港などでの離着岸が極めて重要かつ難易度が高いと言えます。車と違ってブレーキはなく、スロットルとステアリングを駆使して、瞬時に風や潮を読み速度調整しながらの判断が必要になります。

BIG TAKⅡはクルーザーのため、漁船などとは船底の形状も異なり、2階フライブリッジも高いため、漁船よりは風の抵抗を受けやすく、また、船首のフレアの幅があるため操船席から見ても桟橋一部に覆いかぶさるように着岸や離岸を行います。

平塚新港の桟橋の場合、南西風が吹くと桟橋に着岸はしやすいですが、風で押されるので桟橋に勢いで強く接触しないよう角度と速度、桟橋との距離感の調整が必要で、また逆に北の強風の際は桟橋側から風が吹くのでスピードをある程度つけて入らないと、いつまでたっても着岸できず日が暮れます(笑)。

自らも含めて慣れに甘んじず、引き続き気を引き締めて、安全航行第一で運行いたします。

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Captain/Team BIG TAK

この冬は確かに前半は寒い日も多かった気がしますが、2月に入って日中は暖か。完全に春近しといった感じです。今年は今のところ湘南は雪も降らず、なんだかんだ言って結局暖冬ですかね?!

さて、現在は3月7日まで緊急事態宣言中で出航も少ない状況ですが、こんな時はメンテナンスや船磨きのチャンスなので3月以降に向けて少しずつ作業を進めています。今日は2階の操縦席フライブリッジのクリーニングです。フライブリッジは操縦者を入れて定員10名までご乗船いただけ、眺望は360度、通常はエンクロージャーという特殊ガラスの幕で覆われているので、風波を避け、また冬は日差しがあるとポカポカで、今日は作業中Tシャツと短パンで十分でした。

フライブリッジとは言え、隅から隅まで綺麗にするにはあと2日はかかりそうです。
その後、再び船体、そして船内クリーニングの予定で、まだまだ先が長そうですが、お客様に少しでも快適にご乗船いただけるよう引き続き頑張ります。

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Captain/Team BIG TAK