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この週末も時折北東風が強めに吹きましたが、湘南海域は概ね好天、連日凪で出航できました!


アトラクションではないので、船はやっぱり凪が一番ですね(;^ω^)


凪の航行

風速3m



強風の航行

風速12m 


気が付くと今日で10月も終わりです。今年もいよいよあと2か月となりました。


皆様、良い一週間をお過ごしください。


Captain/Team BIG TAK









先日航行中左舷エンジンの水温計メーターの温度がいつもより微妙に上昇したため、船を一旦停船させて船尾の排気口を確認したところ、冷却水の量がいつもより減っていました。


やはりインペラの破損かゴミが詰まったかを疑い、微速での航行は問題なかったので、マリーナ帰港後すぐにメカニックに点検してもらったところ、ゴミではなく、案の定左舷インペラの羽が一部破損していました。まだ左右両側のエンジンのインぺラを交換して間もなかったですが、恐らく台風後に濁った川や海を航行した際、何かの異物を吸い込んだりして徐々に破損したと思われます。でもちょっとペースが早いな~(><)


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インペラはゴム製なので消耗品ではありますが、通常であれば交換は2年から長い人は5~6年経っても問題ない場合もあるようですが、BIG TAKⅡはお客様をお乗せする旅客の船舶なので、これからも航行時間に関係なく、常に交換体制を整えておくことが必要です。


ということで、BIG TAKⅡの為にインペラの在庫も増やしてもらったので、これで「いつでもどんとこい!」と、安心して航行できます(;^ω^)


注)インペラはエンジン内部へ冷却水(海水)を送る役目をし、劣化すると冷却水を規定量の水を取り込めず、エンジンのオーバーヒートや破損を起こすことがあるため、航行中はいつも水温計を確認しています。


Captain/Team BIG TAK


一昨日と真逆で、昨日は予報より天気や海況が遥かに改善、終日凪で出航することが出来て本当に良かったです!


天気予報も良い方にはずれてくれると許せますね絵文字


しかし!!!、その後がいけません(><)。



チャーター便で真鶴の港に帰港した際、堤防の停船位置に入港時、すぐ手前に廃棄された麻の大きな袋が浮いていたので、いやだな~と思いながらも航路のスペースが狭いので慎重に操船して惰性で着岸を試みましたが、堤防に横付けする瞬間に船首を右、船尾を左に振るため一瞬スロットルを調整した瞬間「ブルっ...」と微振動が。あ、しまった、巻いたか???!!!


係留後スロットルを少し動かしてみると微振動が継続したので、あ~これは巻いたな~と確信。

なんでこんなところにこんな袋を廃棄するんだ、と文句ぶつぶつ絵文字


しかし、堤防は釣りの餌ででろでろ~~~コマセの臭いもひどく潜る勇気なく、どこに絡まっているかの様子が見えないので、とりあえず慎重に8ノット程度の微速で航行して逃げるように約2時間半ほどかけて無事マリーナへ帰港しました。


そして、船を重機で上架してもらうと案の定この有様↓ 遥々真鶴から運んだお土産です絵文字..

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いや~あの頑丈そうな袋もプロペラの低回転で簡単にぐちゃぐちゃになって一部のみが巻き付いていました"(-""-)"


海では注意していても時には予想外のものが漂流しています。


いや~人生同様何事も侮れませんね絵文字



Captain/Team BIG TAK




週末のチャーター船はすべて終了しましたが、昨日は午後はいけません。午前便を終え、午後真鶴への航行時、南西の突風が吹き始め、初めは10m~12m程度でしたが、真鶴が近くなるにつれてどんどん強くなり、一時台風並みの17m~の突風が!波を切った潮が舞い上がり、操船席のエンクロージャーも開放していたので、ずぶ濡れになりました(><)幸い気温が高めだったので救われましたが。潮まみれで後が大変でした。

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南西強風

やっぱり、朝と日中の気温差も影響しますが、日本海に発達した低気圧が進むと、まず決まって相模湾も南西風が巻き、波が高くなりがちです。でも、昨日の海況予報は南西風7m~8m程度、しかし、実際は17mですからざっと倍以上の風が吹いたわけです。


幸い真鶴は山の陰になるので南西風には強い地形で良かったですが、真鶴のマリーナではヨットも定位置に着けられず数艇が岸壁に避難し夜を明かしました。


人間界もそうですが、自然界は更にパワーも難易度も高く、予報だけに頼らず常に想定外の気象海象も想定しておくことは絶対に必要ですね!



明日からまた気温が下がってきそうですので、皆様体調管理にはご注意いただき、良い一週間をお過ごしください!



Captain/Team BIG TAK







日本時間の10月13日木曜日 21時半 アメリカの消費者物価指数(CPI)の結果が予想より強含みで、株価市場開始と共に大きく売られ急落。多くの投資家が一瞬青ざめた瞬間でした。


しかし、なぜかその後も金利が高止まりしているにも関わらず、奇妙な株価切り返しで結果大暴騰絵文字。NYダウジョーンズは安値から高値まで約1500ドルの上昇。


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これやり過ぎでしょ?!

よっ、流石に国家管理相場!色々理由は後付けできるかもしれませんが、このあり得ない動きは、ほぼ何かの手が入ったと考えられます。


株式市場も相変わらずいかさま賭博場です。こうして多くの人達に今回も株はやっぱり戻るね!買って正解だったわ、と我々は更に本当は悪い経験なのに、良い経験としてを人工的に洗脳されています。


確かにコロナであれだけお金をばらまけば、インフレになるのは分かっていたこと。今や通貨発行量は比例すべき各国のGDPを遥かに上回っています。2022年は特に米国やヨーロッパのインフレ上昇が激しく、年初からは株式市場はすでに40兆ドル以上市場からなくなりました。(でも、個人的にはこの下落はまだまだ生ちょろく、序の口レベルと思っています)


長年の金融緩和でお金ばんばん動かせていた人たちは強欲に走り、麻痺した脳を修正するのは相当難しく、株もさすがにここまでくれば反転間違いなし。ここで買って買って買いまくれ!木曜日の暴騰は当然だ!と専門筋も再び強気の発言が。


しかし!、昨夜NY時間にどうでしょう?!再びまさかの大幅下落で半値戻し。イカサマ上昇は1日ではしごを外されました。これもまた想定外です。


相場もこうして上下を激しく繰り返しだすと、市場のボラティリティ(変化率)がさらに高まり、それだけでも負のマグマがどんどん積みあがり、ついにドカン!と大暴落を起こします。


ここで、再度米国の中央銀行FRBは何と言っているのか確認すると。


「インフレの根源を絶つために経済に痛みを伴っても今後も継続して金利+QT(お金の引き揚げ)を行う」って真面目に言ってるんです。


つまり今まで長く続いたばらまいたお金を回収しどんどん減らします。恐らく小学生でもわかるかもしれませんが、お金が少なくなって、お金の回転率が下がるのに、なぜ株やその他の資産が再び上昇しうるのでしょうか。


加えて、今回は何よりも恐ろしい事実が露呈しました!


実は、今、株も債券(金利が上がって価格が下がる)も同時に下落するという怪現象が起こっています。


金融の歴史上この現象はもしかしたら経験がないことかもしれません。


これは一体何を示唆しているのか。債券市場は国家そのものに値します。株式市場より遥かに巨大で、今や債券発行残高は何と1京5千兆円と言われ、もはや想像すら困難な天文学的数字です。


過去から株式市場(仮想通貨、コモディティなど)の暴落は何度も目の当たりにしてきました。ITバブル崩壊やチャイナショック、リーマン破綻から直近のコロナと色々ありましたね~。でも、債券の大暴落は経験がありません。債券はいつも安全なもの、国が保証して発行してるんだから、が今までの常識です。この常識も常識でなくなったら....絵文字


世界の大崩壊につながるため、想像すらしたくありませんね。


我々が知る政体勢力(表面上の国の政治のトップ)よりももっと大きな力の争いがあるとしたら、それら巨大な勢力がこの崩壊寸前の経済の負の遺産をテコに使って世の中を混乱させるにこんな絶好な機会はかつてないでしょう。


地政学リスク(有事)、食糧危機、エネルギ問題、再びくすぶり始めた金融危機、中国経済崩壊等々、一体何がどこで、いつ起こされるのか。或いはこれらすべてが次々と起こるのか。


さあ、どうするか。毎日、天を仰ぎ、神様にお祈りし、自身に問いかける毎日を過ごすのか、いや、何も気にせず、ぼ~っと平和にうまいものを食べてバカ面で過ごすべきなのか?!


でも、そろそろいい加減に笑えない領域に差し掛かりつつあることだけは確かでしょう。


おっと、本日は午前中から出航のため、この辺で身勝手戯言(たわごと)をとっとと終えたいと思います。


今日も平和であってほしいと願いながら、安全航行絵文字で頑張ります!


皆様、とりあえず良い日曜日をお過ごしください絵文字


Captain/Team BIG TAK





夕刻の帰航 

2022年10月13日

だいぶ日も短く絵文字なりましたね。


相模湾はこの時季でも早朝から午後3時ごろまでは海上も比較的釣り船からレジャーの船やヨット、ジェットなども多いですが、さすがに夕方になるとほとんど船はいなくなり、航跡をつくりながら寂しく帰港することが多いですが絵文字


夕暮れの帰航


でも、海は独り占め状態、大海原で音楽でも聴きながの帰港はなかなか癒されますよ!


Team BIGTAK










連休前の真夏日から一気に冬のような気温になったかと思うと、再び夏日、BIG TAKⅡ船内も冷房にしたり、暖房にしたりと、これじゃ~流石に人間も体温調節と服装が難しいですね。


何だか人間界も自然界も激しさを増してきて心配です....絵文字


さて、相模湾湘南海域も相模川上流の山から流れた18℃台の冷たい真水が流れ込み、水温は低下中。

あっという間に23℃台になりました。


今後台風が新たに発生しても養分になる高海水温海域は減り、台風の猛威はなさそうで少し安心しています。 これで、やっと本格的な安定期の秋を迎えられそうです!


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湘南は10月~以降は海域が凪な日が比較的多くなり、透明度も更に上がり、富士山もくっきり。

クルージングにとっては年間で最高の季節を迎えます。


今年も残すところあと2か月と数週間。コロナも落ち着き、さわやかで平和な秋を過ごしたいものです。


Captain/Team BIG TAK







もう10月ですか....今年も残すは3か月ですね絵文字


さて、本日は予定通り出航しました。風はドライでしたが、気温は船舶の温度計で30℃超え、船内は冷房をかけっぱなしでした。10月でこの暑さはなかなかです。


富士山も初冠雪だったとか。雪は微塵も確認できませんでしたが絵文字

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すぐに高波が発生する相模川河口もこの通り!いつもよりむしろ凪でした。

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沖合も釣り船がたくさん。うねりもありません。


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弊社は毎回出航に向けてはかなり入念に、いつも天気図や複数の海況予報と実際のライブカメラ、観測塔の風波、経験的予測(現場感覚)を複合的に判断して出航の可否を判断していますが、今朝のテレビの海況予報は台風18号の影響で相模湾は波とうねりが2m予報.....さすがにえーーー???と声が出てしまいました。


でも実際はどうでしょう。地元はいつもより低いたったの30数㎝の波

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最近特にテレビでの天気予報と実際の乖離がとてつもなく大きいことがけっこうあり、困っています。と言うのは、一般的にはテレビの天気予報でお客様も含めて多くの人々が行動を判断するので、ご予約のお客様も不安になり運航に影響が出たり、また、こうした予報によって世の中の消費など経済的にも少なからず影響が出ているはずです。


今日のマリーナや港もこんなに好天で凪にも関わらずいつもに比べて全くの閑散、この天気予報が前回の台風の時同様、大きく影響したと思われます。


地上より海上は遥かにセンシテイブで、波と言っても場所や風向きで全く違うので本当はひとくくりに予報して欲しくないのが本音です。まあ、そうは言ってもなかなか難しいかもしれませんが。弊社では今日の海況は先日から全く問題ないとみていましたが、今日もぴったり当たってお客様も凪で出航出来て本当によかったです!


自然の完全予測は人間では限界があるかもしれませんが、それでも長年の経験で少しでも精度を高めていければいいなと思っています。


海遊びや釣りに行かれる場合なども、やっぱりその道のプロである百戦錬磨の漁師さんや釣り船などの予報が机上の予報より勝るのは確かです。


我々も微力ながら今後も経験を重ね、更に精度を上げたご案内ができるよう頑張ります!


明日~明後日も予定通り凪で出航が出来そうです。


皆様、秋晴れの良い日曜日をお過ごしください!



Captain/Team BIG TAK