当初は一日にわずか数件の閲覧数だった当Blogもようやく一日平均数百件、時には千件を超える閲覧数をいただくこともあり、先日累計で150万件を超えました!
内容はさておき(^^;)、皆様に訪問していただくことは純粋にうれしく、とても励みになります。
コロナ禍で世の中閉塞感が強いですが、ここ湘南から引き続き、海、船
、魚
に加え、時にはこっそり身勝手社会・経済
コメントなども書いてみたいと思いますので、お暇な時にちょっとだけでも覗いていただけると嬉しいです!
それでは、今後ともどうぞ当社Web及びBlog、そしてBIG TAKⅡを何卒よろしくお願い申し上げます m(ーー)m。
Captain/Team BIG TAK
波乱多きの東京オリンピックでしたが、終わってみれば日本選手の活躍には我々も純粋に感動と力をもらいました。でも、海の仕事に携わる我々からすると、せっかくの地元開催のセーリングぐらいは海上から観戦したかったのは正直本音です。大会前の練習期間中も江の島~葉山海域は世界のヨット⛵で賑わい、弊社船舶BIG TAKⅡも出航中には警戒船に何度か先導してもらったり、海上保安庁の巡視艇も警戒強化していて、湘南海域はオリンピックさながらの雰囲気でしたが、何だか今となってはその反動もあるのか、一抹の寂しさを感じます。
一方、世の中はコロナウイルス(デルタ型)感染急拡大により緊急事態宣言が拡大中、未だに先は読みにくく、本当の出口はまだ見えていません。当初の大方の想定は、日本でも遅れていたワクチン接種がようやく進み、年後半にはバラ色まではいかなくても以前の日常生活へゆっくり戻り、経済も正常化していけるようなシナリオが描かれていたかもしれません。
世界の指標でもある海の向こうのアメリカは人工的な中央銀行のとてつもない緩和マネーの力により昨年3月の大暴落から奇跡的急回復、異例の株高が続き景気指標も改善、雇用も8月に続いて9月にさらに回復すればいよいよインフレとバブル防止のために長年続けた金融緩和政策の終わりに向けてテーパリング(巻き戻し )→そしていよいよ利上げへのプロセスが想定されている中、ここにきて人間をあざ笑うかのように新たな脅威である変異種(デルタ、ラムダ)が拡大し、これでもかと得体の知れぬバイオテロは我々人間界の行く手を遮っているのが現状です。
まさに政治も医療も人々もゴールのない手探りマラソンで大きく疲弊し、そして何とか食い止めてきた金融市場の混乱もいよいよ不気味な動きが見え隠れしてきています。今我々はまだ見ぬ”何か”に不安を感じながらぎりぎりの岐路に立っているのかもしれません。
見渡すと今考えただけでも世界中も様々なリスクだらけです↓。日本もこの中でもまれていかなくてはなりません。
コロナ禍による供給網サプライチェーンの更なる混乱と物資不足による物価急騰
労働市場の偏った人手不足による賃金高騰と企業負担増(緩和マネーや手当等による労働意欲、職場復帰意欲の減退、生活保護申請激増)
コロナワクチン差別による解雇、失業者の増加
賃金停滞又は下落に逆行した物価高→消費減速(GDP押し下げ要因)
金利上昇継続による金融市場混乱と住宅バブル崩壊
金利が上昇後借入金や住宅ローンなどの負担増による倒産、破綻者増加懸念
相対的米国ドル高による新興国への打撃
世界各国通貨安(+債券安+株安)のトリプル安ショック
地政学リスク(中東、極東)
財政出動が更に膨れ上がった場合、国債の格付下げ、デフォルト懸念
アフガニスタン米軍撤退に見るアメリカ自体の弱体化進行
中国の引き締め経済と鎖国政策による産業構造の大変革(中国経済崩壊シナリオ)
金融不安・危機再燃(しばらく隠れていた膨大な天文学的金融デリバティブ残高の懸念)
昨今の温暖化による自然災害、気候変動の激化(天災)
等々、考えたらキリがないですね。これら様々な複合要素が複雑に重なって、現実的に世界も日本もこれから一体どうなっていくのか..
シナリオ①
適度にインフレ(金利上昇)が進むも中央銀行(FRBや日銀など)が金融市場を引き続きサポート、政府は政策等(MMT論は除く)でバックアップし何とか対処、結果として危機的状況は何とか回避。
日本は秋の総選挙前に企業や国民に再び補正予算を出すなど何らかの政策を打って出る可能性も。結果として金融市場は下落と低迷から反転、外国勢の日本見直し買いも呼び込みで金融・不動産などは再びバブル再来。一方、それらに関係ない業界や人達との二極化は懸念
シナリオ②
コロナ変異種により想定外の景気減速で利上げどころか、徐々に物価も落ち着き、下落。その後、金利は長期停滞期に入り、世界も日本病(デフレ)についに陥り、世界的に長期景気低迷期へ突入。場合によってはマイナス金利を更に深堀り金融再編や危機の再燃
シナリオ③
想定以上の物価急騰にも関わらず、賃金は景気減速から悪化しハイパーインフレ/スタグフレーション(景気減速の中の金利・物価高騰、通貨価値の下落)などによる歴史的大不況
現在の米国市場も迷い、そしていつ爆発するかもしれないリスクも少しづつ見え隠れする状況です↓
→ これから本格的調整か、それとも持ちこたえ継続的上昇か?!
まだ見ぬドラマの最終回は一体どこに転ぶかは神のみぞ知るではありますが、あのリーマンショックや記憶にまだ新しい震災級、いやそれ以上の我々が経験ない何かが起こる可能性はあるのか、少なくともまさかの「想定外」に一方的にのみこまれる前に何らかの準備を始めた方がいいのか、闇の中に光は見えるのか、迷いと手探りは続きそうです。
とは言え、今年が終わってみたら案外コロナも景気も何となく落ち着き始め、現状とそれほど変わらずだったら誠にすみません(^^;)。私の身勝手な意見ですので参考にはしないでくださいね。
とりあえず、全く無力な我々ではありますが、引き続き弊社もコロナウイルス感染対策を万全にしながら、自然界とうまく向き合い、安全航行で職務を全うします!
先ずは皆さん、健康第一で。 God bless you all !
Captain/Team BIG TAK
東京オリンピックも気が付けば今日で終わりですね。海外の暑い国から来たオリンピック選手でも日本の暑さと高い湿度は驚くレベル。日本のこの不快さN0.1の暑さ、どうにかなりませんかね...
相模湾も直近海水温が30℃を超えてうなぎのぼり。すでにぬるま湯に入るような状況です。
それでも、やっぱり船上は海風が吹き、地上に比べてはかなり涼しいですが、今年も船内内蔵型冷房2機はフル稼働。キャビン側も温度設定を19度にしても空気清浄機の通気等もあり温度は下がっても今は25度ぐらいが限界ですが、湿度はかなり下がるので快適にお過ごしいただけます。
さて、一昨日帰港後のメンテナンスで発電機を真水を通して洗おうとスイッチを入れたところ、帰港時まで動いていた発電機がいきなり作動しなくなってしまいました。慌ててお願いして電流等確認してもらうと、バッテリーは既に膨張していきなりのご臨終を迎えていました。
いや~お客様下船後で本当に良かったです。
ということで、毎度の駆け込み寺的存在の最強メカニック両名に無理を言って即日バッテリー交換をしてもらい、その後無事発電機が正常に作動できました!海水温が高い中で連日かなりの酷使していたので、発電機本体の問題でなくホッとしています。
BIG TAKⅡのエンジン本体用の4つの大型バッテリーもそろそろ交換でしょうか(-_-;)。
Captain/Team BIG TAK
台風10号、その後を追って先に発生した9号の接近が予想されています。ここにきて熱帯低気圧が相次いで台風化していて動きも不規則でちょっと気味が悪いですね。
昨日出航時も船の水温計では、一部の海水温はすでに30℃を超えていました。沿岸部や浜は白波が立っています。
台風は海水温が高いとエネルギーを得てさらに発達するので、これから秋にかけてはかなり警戒が必要かもしれません。
さて、本日マリーナも台風による豪雨を警戒して桟橋が流されないよう早速撤去され、現在BIG TAKⅡの前に置かれています。
あまり強い台風ではなさそうですが、油断大敵です。
先ずは接近中の2つの台風が無事に通過することを祈るしかありませんが、皆さんも十分お気を付けください。
出航再開は今のところ11日(水)を予定しております。
Captain/Team BIG TAK
先日真鶴から平塚へ向けて航行中、二宮沖合で遊漁船の船団がカツオ・マグロの群れを我先にと追っていました。また、茅ヶ崎のすぐ沖合いでは珍しくプロの職漁船がおり、かなり近くにカツオやマグロの群れが入ってきているのかもしれません!
ただ、回遊魚も水温が高いとあまり口を使わないことも多く、台風で海水がもまれればその後はかなり期待できそうですね!
Captain/Team BIG TAK
本日は予報悪くお客様のチャーター便は欠航しましたが、夕方前に明日の真鶴出航準備で再び平塚新港へ船を回航しました。午後はおきまりの南西風が吹きましたが、風がある分やっぱり地上よりは海上の方がはるかに気持ちいいです!
さて、今日はマリーナで船を桟橋に下ろして出港準備をする際、船内キャビンの温度は既に37度超え、湿度も 54%、さすがにひどい暑さでした。即座に発電機をオン、船内のエアコン2台をフル稼働させ、短い時間でしたが回航中温度と湿度を下げました。船内は特にこの季節は乾燥と通気には気を付けています。
明日は更になる猛暑予報ですので、コロナのみならず、熱中症にも十分お気を付けください!
Captain /Team BIG TAK
弊社船舶は神奈川県の遊漁登録船でもあるため、本日水産庁よりクロマグロ資源保護に関するお願いがございましたので以下ご参考までに。
かつては相模湾でも秋口にはかなりのクロマグロの稚魚(メジマグロと呼ばれ、小型は”柿のたね”と呼ばれています)が多かったですが、確かに近年はめっきり少なくなった印象があります。温暖化の影響か捕獲による減少かは良く分かりませんが、大事な資源が枯渇するのは確かに懸念されますね。
ただ、たまたま相模湾で釣れてしまった場合はほとんどのサイズは30㎏以下ですから、
残念ながら海に戻しても針で傷んで人間が触れたマグロはけっこう死んでしまう可能性が高いんです(-_-;)。なかなか難しい問題もありますね。
Captain/Team BIG TAK