BIG TAKⅡのキャビン入り口のドアが、波による横揺れ等でドアノブの緩みから時折開閉を繰り返した結果、ドア上部のレールの不具合が発生し、しばらくの間ドアの一部分がうまく開閉できずご迷惑をお掛けしておりましたが、この週末に角屋さん&山後さんコンビの魔法の手によりあっという間に修理が完了。本日出航時に無事ドアの開閉がスムーズにできるようになりました!本当に良かったです
今後は突然の開閉による怪我とドアレールの破損防止のため、特に波により揺れが予想される場合には一旦キャビンドアの施錠を行いますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。
Captain/Team BIG TAK
錦城高校時代の恩師の中の恩師で、反対語辞典監修でも知られる巻幡文男先生がお亡くなりになられました。
高校時代から今日までの自身の人生にとって巻幡先生の影響はとてつもなく大きかったと言っても決して過言ではありません。昭和の古き良き時代の先生を絵にかいたような厳しくも本当に心の優しい先生で、多くの歴代の生徒たちに尊敬される偉大な先生でした。
数年前になりますが、先生があまり体調が良くない中、茅ヶ崎までお越しいただき現アメリカシアトル在住(在米40年)で一時帰国中だった当時の3年J組同級生岩間君と一緒にBIG TAKⅡに乗船していただいた時のことは未だに記憶に新しく、ほんのささやかではありましたが先生への恩返しができて本当に良かったです。先生が大好きな海を見つめていた時のあの笑顔は今でも脳裏に深く刻まれています。
亡くなられる数か月前に先生から恐縮ながらお電話を頂戴しました。その際に、早くお元気になって是非またBIG TAKⅡで海に出ましょうとお話しできたことがつい昨日の出来事のようです。二度目の出航は叶わず、残念でなりません。
先生は当時の授業で、「人の出会いは一期一会」、「時とは何と残酷なものか」、とよく仰られていました。今、まさにこれらの言葉を痛感させられています。
人間は永遠ではありません。昨年に母を亡くし、そして今年もまさに自分にとっての大きな砦である恩師を失いました。今を悔いなく噛みしめながら時を刻むことの大切さを改めて感じさせられました。
ご連絡を頂戴したお嬢様とご家族に謹んで哀悼の念をお送りするとともに、巻幡 文男先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。
錦城高校 16回生 3年J組
髙山 博文拝
Captain/Team BIG TAK
遊漁船と違ってBIG TAKⅡはクルーザータイプのため、スパンカー(風に立つマスト)がなく、風に向かって船首を立てることがなかなか難しく、釣りなどで海上で停船しても風や潮に流されてしまいます。
そんな時に役立ってくれるのがパラシュートアンカーです。これを船首から投入すると海中でパラシュートが大きく開き、船が安定しやすくなります。ただし、伊豆諸島など潮が速く風との方向が異なる海域では船が立ちにくく、また通常の場合でも船を微速で後進しながら複数のロープや金具に絡まないようタイミングを見計らってパラシュートを投入する必要もあり、なかなか慣れないと扱えないのが難点です。その他では、緊急時など高波でエンジンを停めても船首が波に立ってくれるので安全担保の意味でも大きな役割を果たしてくれます。
さて、昨日は久しぶりにアンカー(錨)ロープ収納場所に常備しているパラシュートアンカーの清掃です。
BIG TAKⅡは船体の高さがあるため60フィート用を使用していて扱いはけっこう大変です。昨日は雨も降らず無風だったのでいいチャンスでした。強風時に行うとパラシートが舞い上がり下手すると体重0.1トン級の私でもメリーポピンズのように宙に飛ばされます(^^;)
これからまだまだ梅雨の本番ですが、しばらく船体や備品のメンテナンスは続きます。
Captain/Team BIG TAK
幻の東京五輪になるかと思いきや、政治の動きや直近のG7の表明で一気に開催しそうな雰囲気になりましたが、再び東京で感染拡大がみられ、また世界ではワクチン接種にもかかわらずデルタ株が猛威を振るいそうな雰囲気もあり、まさに、「すんのかい?.....せんのかい?....」状態で開催か中止か本当のところは最後まで分かりませんが、固唾をのんで静かに動向を見守りたいと思います。
さて、このまま予定通りにオリンピックが開催される場合、地元湘南海域はセーリング競技が行われるため、来る7月25日(日)~ 8月5日(木)までは、周辺海域の航行自粛が求められます。
弊社船舶もこの期間中は片瀬江ノ島と葉山からの出航は見合わせる予定です。
尚、平塚やその他の港は今のところ自粛はございませんので、ご予約は同期間に於いてもお受けさせていただきます。
引き続き、状況等変更がございましたら追って当ホームページでもお知らせいたします。
Captain/Team BIG TAK
本日夕方明日の出航に備えて船を桟橋に下架し、先日再度修理をお願いした発電機を作動確認し、無事吸水・排水共に問題なく起動しました!
冷房や冷蔵・冷凍設備も順調、これで安心です。
また、エンジン本体のインペラー交換でエンジンの調子もすこぶる改善、明日は朝から気分よく出航できそうです。
最強のメカニック両名(角屋さん・山後さん)には改めて感謝です!
Captain/Team BIG TAK
相模トラフの最深部は1600mですから、先日真鶴から保田へ向けて航行した際の相模湾内海域の水深1300mはほぼ湾内で最深部に近いレベルだったということが分かりました!

今度はその深海に住む魚や生物もどんなものがいるのか、釣って食べたらどんな味がするのか、興味がかなり湧いてきました!
昔から深海の釣りが好きで、水深300m~500mのムツ、キンメダイやアコウ鯛狙いはしょっちゅうで、600m級での数キロ級の大イカやサメ類、トウジンやソコダラ、ホラアナゴ、バラむつなどを様々な魚などを釣ったことはありますが、それより深い水深は全くの未知の世界です。


今年は業務の合い間をみて時間があればですが、是非水深600m超~1000m級に仕掛けを落として、一体どんな魚や生物が釣れるのかどこかでチャレンジしてみたいと思い始めています。
個人的には、ダイオウイカ並みの大型のイカや悪魔の顔を持つ、別名ゴブリンシャーク(ミツクリザメ)や1000m級で釣れるべニアコウ鯛、全くお目にかかったことがい得体のしれない生物などに特殊な仕掛けを作って狙ってみたいものです。
やっぱり海には想像を超えるロマンがありますね!
このホームページでも色々な魚や生物をご報告できる日を楽しみにしています。
Captain/Team BIG TAK
角屋さんは修理中に誤って頭を機械にぶつけてかなりの出血ハプニングがありましたが、大事に至らず本当に良かったです。
今日も大活躍の角屋さん(上)と山後さん(下) →

船舶修理のご依頼は信頼と実績のジョイフィッシュマリンへ:http://joyfishmarine.com/gaiyou.html
さて、本日先ずは先日不具合が出たOnanの発電機ですが、インペラーを覆っているハウジング部分の傷が見つかったため、ハウジング交換と先日新しく交換したインペラーを取り外し別の種類のインペラーと入れ替え再交換が行われました。
冷却水も上架した状態では正常に機能したので、念のため次回出航前に船体を実際に桟橋に浮かべて吸水から排水が正常に機能するか確認作業を行う予定です。
発電機の破損したインペラー(こんなに小さい部品です)→

その後、今度は更に重要なエンジン本体2基のインペラー交換に取り掛かってもらえました。右エンジンのインペラーについては既に一部が破損していたので、今日タイミングよく交換してもらえて本当に安心しました。更に右エンジンのVベルトも同時に交換完了しました(左エンジンVベルトは4月に交換済み)。
一部破損した右エンジンインペラー

BIG TAKⅡは遠征船等で長時間航行することも多い分、冷却のための海水と一緒にゴミなども吸い込みやすくインペラーの摩耗確率が高まるため、今後もオイル交換を筆頭に、消耗品なども通常の交換時期よりもかなり前倒しでメンテナンスを継続し、引き続きの安全航行に努めたいと考えております。
Captain/Team BIG TAK
現在コロナウイルス感染予防の観点から船内キャビンは風通しを良くするため、ハッチやドア等を開放して航行を行っておりますが、船内の冷房等一部の設備が使用できない状態です。
尚、本件は船舶レーダーやGPSなどの計器や航行上の問題はございません。また、船内水洗トイレや水道設備、オーデイオ機器等はご使用いただけます。
早急に原因究明と修理を行う予定ですが、お客様には大変ご不便をおかけすることをお詫び申し上げます。
Captain/Team BIG TAK
ここにきて好天が続いていることはいいのですが、日中の気温がかなり高く、熱中症対策をしながら、引き続きお客様が少しでも快適にご乗船いただけるよう、できる限りこまめなメンテナンスに努めます。



Captain/Team BIG TAK
この週末は真鶴と千葉県の保田へ遠征船で出航しました。
今まで遠征船は多くこなしてきましたが、最近では久しぶりの連続長距離航行となりました。
さて、5日は真鶴で業務終了後平塚へ帰港すると燃料も高騰中で燃費が悪いので、数年ぶりに真鶴港で船内舶、翌朝8時過ぎ真鶴港から直接千葉県の保田港に向けて舵を切りました。
(動画)夜の真鶴港
真鶴港を出港してしばらく航行すると水深は何と1300mに!ざっと東京スカイツリーを2つ重ねた位の深さは未知の領域。BIG TAKⅡの魚探ではもはや限界、やっと底の形状がわかる程度です。
その後も三崎港へ向けて順調に航行しましたが、相模湾横断中は沖合にしては波は静かでしたが、時折豪雨となり視界は良くなかったです。
それでも、釣り船だけは元気に釣行していました...さすがです。
(動画)相模湾横断中
巡航速度で約2時間少々でようやく三崎港に到着、港内を徐行し東京湾へ入り、外国船航路を無事横断、真鶴を出港し約3時間でようやく保田に到着です。ふ~~
(動画)東京湾航路付近を航行
保田港は通常の週末なら様々な船で混雑しますが、この日は悪天候で閑散、BIG TAKⅡともう一艘のみでした(汗)。
雨が降る中、お客様を定刻に乗せて久里浜~浜金谷間を走るフェリー基地を越えて竹岡、上総湊方面へ航行、約2時間後再び保田港へ無事帰港。
晴れていたら....それだけが残念でした。
その後、お客様の車に乗せてもらい「保田小学校」跡地の道の駅に立ち寄ることが出来ました。ここも最近の道の駅ランキングでは最上位に来る人気の場所だそうです。保田漁港から歩くと40分位かかりますが、是非、お立ち寄りください!
保田や館山、安房勝山など、内房は湘南とは全く異なった雰囲気ですが、
本当に自然豊かな場所で、風景も素晴らしく癒されますね~。
まだまだ滞在したかったですが、帰航の途につきました。
意地悪なことに、帰航の時になって雨が止み、空も明るくなってきました。もう少し早く回復してくれればよかったですが、自然なので仕方ないですね。
保田港から湘南に向けて出港、船首斜め前方に浮島を望みながら、迂回して定置網を避け、三崎港へ。
いわしの大群もすごかったです!
再び外国船航路を通過。東京湾口は通常であればタンカーなど外国船がかなり行き交うのですが、日曜日のせいなのか、或いはコロナによる影響なのか、何だか昔に比べて大型船の数はかなり減った気がしました。
船の往来で景気がわかりますね....
それでも、たまたま通過した大型船はやっぱり迫力満点!
★やむを得ず航路横断の際は、航路を航行している船舶が優先され、航路にできる限り直角に、かつ速やかに横断しなければなりません。
三崎港の城ケ島大橋を渡る頃には、夕日で海面も輝き綺麗でした。
相模湾に入ると今までが嘘のように海はべた凪になり、その後イルカも何度か顔を出してくれました。
そして、18時半近くになり富士山を望みながら翌日の出航の為に平塚新港に入港しました。
この週末の航行距離は延べ11時間、航行距離は約130マイル(225km)に達し、出航前に約1トン(1000リットル)の軽油を足して満タンで出航しましたが、帰港時にはご覧の通り(';')
発電機トラブルはありましたが、何よりも今回は連日長時間安全に我々を運んでくれたBIG TAKⅡに感謝です。
今週も再び真鶴へ出航しますが、好天・凪日和になることを祈ります。
Captain/Team BIG TAK
地元の観測塔の数値では、風速


普段は静かなマリーナ桟橋前の相模川までもしけ模様でした。
今週末は真鶴と千葉の保田、金谷方面への遠征出航で、真鶴からは相模湾を横断し、東京湾内房に入る予定ですが、外洋なので天候が少しでも回復して、波も落ち着いてくれればいいのですが...
皆様、良い週末をお過ごしください。

動画 昨日の相模川
Captain/Team BIG TAK
海の仕事は毎回天候や海況予報とにらめっこ、微妙な時の出航の可否判断にはけっこう神経を使います。
明日は低気圧の影響で、3m近い高波も予想されていますので、週末の遠征に影響が出なければいいのですが....
さて、今回は気分を変えてBIG TAKⅡの船首からの動画です。
船首左右には人が立てるように囲いを設置してあり、クルージングやルアー釣りなどにも安全にご利用いただけます。
海を独り占めしながら、ちょっぴりですがタイタニック気分を味わっていただけますので、
凪が条件ではありますが、ご乗船の際は是非ご体験ください。クルーが船首までご案内いたします。
BIG TAKⅡ船首動画①
BIG TAKⅡ船首動画②
*画像が悪くすみませんm(--)m
Captain/Team BIG TAK