予定通り津波を想定した水難救助訓練が行われました。海上保安艇が2艘と警察も陸側で見守る中、湘南レスキュー隊や消防隊の船、ジェットスキーも参加、一般のサーファーなどの立ち入りを制限して複数の関係者にサーフィンやボードを海岸付近で実際に行ってもらい、合図とともにえぼし岩沖で待機する我々の船などが一斉に海岸目がけて全速で航行、実際に付近で人を発見したらすぐに救助し、津波でも安全とされる沖合い水深100m地点まで10分以内で到達できるかの訓練でした。BIG TAKはサーファーを発見し引きあげてから制限時間10分ぎりぎりで沖合い水深100mに到達できましたが、思いの外海上で人を発見してから接近し自船のプロペラで人を傷つけないようにしながら船内に引きあげることや船の取り回しも小型艇に比べ容易ではなく、重量もあるため最高26ノットへの到達が限界でした。ただ、実際に地震で津波警報が発令された場合に、それをいち早く察知し、海にいる人を発見し救助してから沖合いに走ることは実際の状況では容易なことではないことは確認できました。今後の大きな課題と思われます。
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