昨年から懸念していた物価高騰は、今やあっという間に我々の目の前の生活を現実的に脅かし始めています。
海外では物価高騰やインフレは暴動ものですが、日本は黙って耐え忍ぶ。まあ、良いか悪いかは別として、日本人の国民性ってやっぱりあるんですかね~
さて、我々の生活に多大な影響を与える食料・生活品、そしてサービス業含めて、ほぼすべてに於いて価格がどんどんと高騰しています。
間もなく恐怖の電気ガスなどのエネルギー価格の大幅値上げ(30%~)が目の前に控えています。
一方、商品やサービスの中には、「え、何でこれが値上げするの?!」、と言った便乗値上げも横行中。
食料品などにはおいては、売り上げに影響が出ないようにと、表向きの値上げしていないように見せかけて、ちゃっかりステルス値上げ(時間と共にわからないように少しづつ内容量を減らしたり小型化するなど)、でごまかしています。
でも、そんなの、日頃食べてる人達からすれば一目瞭然、ちょっとせこすぎますよね。
物やサービスの価格だけが高騰し続けていけば、過去の歴史からして日本人は消費を手控え、守りに入るので、結局GDP逆行再びまっしぐら。
これじゃ~失われた30年どころか、次の失われる40年~50年に向かうのが心配です。
世の中で働く人たちの給与や収入は、大企業中心とほんの一部を除けば、企業も現状では金利上昇や為替変動リスク、増税懸念で現実的には賃上げどころではないとみています。
近年は、人材抱え込みで副業概念がなかった大企業ですらも今や真正面から「副業OK!」と、今まではあり得なかった姿勢を見せ始めているのは、残業代含め企業のコスト削減と自社が金銭的に補い切れないことを証明しています。
日本は高齢化と人口減少中の中、資源もなく、自給自足率が先進国で著しく低いので、国内活性化はインバウンドに頼ってみたり、すべて外国頼みしか政策がなく、辛すぎます。
ここにですよ、(米国FRBの支店である)日銀が、春以降政策転換をして(起こさせられて)我々の住宅変動金利や借入にも直接影響してくる短期金利までも上昇し、すでに議論され始めている法人増税や後期高齢者負担増などが起これば、国内は(一部の机上の景気回復期待論)とは裏腹に、インフレを飛び超えて一気に日本初恐怖のスタグフレーションに陥らないと誰が保証できるのか。
今アメリカもヨーロッパも、そして日本もコロナでばらまいたお金により、財政が更にひっ迫して負債が極限に積みあがっている中、株式市場や為替市場を中心に、魔の手を入れてお金の力で人工的、かつ強引に価格をコントロールし、表面上の「平和」を演出しているだけです。
金利上昇時の度を超えた経済原理無視した「国家管理相場」こそが法外で、現代の最悪の無法地帯と化しています。
そんな、バーチャル平和につくられた国家経営イカサマ賭博株式市場も、専門家たちが寄ってたかって群がって、意見も様々。
① 楽観組 ( 上昇・ソフトランデイング論)
② 悲観組 (暴落・崩落論)
そして、最近登場したのは、のんべんくらりん型!
③ 現状維持組 (レンジ内のどっちつかずボックス相場論)
さあ、困りました。確率は3割強! 皆さんはどうなると思いますか?!
因みに、私はずっと②中心でしたが、さすがにここまで手が入ると、今はちょっと③で上下しながらもいたずらに延命され、最後にドボン②かな~と思っています。
しかし、予想は宝くじ同様、当てるのは難しいので、まさに神のみぞ知る、ですね。。。
世界の中央銀行でもある米国FRB株式会社のパウエル議長も、タカ派とハト派を混ぜながら何とかソフトランデイングを企み、経済指標は鉛筆なめなめして数字うまく作り上げて、来年の米大統領選で民主党と勢力に影響させないような姿勢がうかがえます。
きっと我々には分からない圧力があるんでしょうね。。。
見てください、恐怖指数(VIX)というのがあります。
これを作り出すテクニカル的な要因はさておき、普通、地政学リスク不透明で、財政は明らかにひっ迫、金利高インフレとくれば、↓の恐怖指数は少なくとも高止まりしていいはずが、昨年10月から突然一方的に下落(させられ)中です。
ここまで露骨にやると手が入って押さえつけられているのが良~く分かります。
恐怖指数が下がり、株が上がり、バーチャル平和が作られています。まさに、メタバース空間です。
しかし、これは流石にやり過ぎ。(勢力間)戦時下にも関わらず、こうしたインフレや金利中心に強引にお金で市場をコントロールできていても、新たな想定外の反西側やその他の中東含む隠れた何らかの地政学リスクは、今この人工価格には織り込まれていません。
ここに何かの新たな衝撃が起き、人間がコントロールしているはずのAIがまさかの暴走すれば、あのブラックマンデー(いまだに原因が解明されていません)のように、我々の想像を超えた事象が起こっても何ら不思議でなく、また逆に暴走して石油などや天然ガス、¥などの急騰だってあり得ます~
いや~何とも想像しただけでもお先不透明....恐ろしい"(-""-)"
さあ、それでも、米国は残された威信にかけても西側(なんちゃって西側の日本も)中心で世界うまくコントロールできるのか。
それとも。。。
少なくても我々庶民はこうした目に見えにくい国家や勢力の動きと、彼らの手の中で右往左往させられることは明白で、下手をするといたずらにだらだらとした消耗戦がしばらく継続しうることも考え、リスクだけは常に頭の隅に置いて、油断せず、危機意識をもって、自分なりの対策を練っておいた方が賢明なんでしょうね。
結局国も誰も助けてくれません。これからは自身の責任において、あらゆる決断・判断・行動力が求まられることは間違いありません。
ところで、その対策って.........?!
実は、
私も、
わかりま、
せんせんせん('ω')ノ♪
良い週末を!
Captain/Team BIG TAK