弊社船舶BIG TAKⅡは遠征船も多く、航行時間が長いので、防食亜鉛(ジンク)もすぐに静電気でぼろぼろになります。月曜日葉山出航前点検では、亜鉛はまだ少し残っていましたが、帰港するとご覧の通り左舷シャフトの防食亜鉛は完全になくなっていました。
今日は昼過ぎの出港だったので、忙しいメカニックが出港前にぎりぎり間に合わせてくれました。右舷側も既にぼろぼろだったので両舷新品に交換↓
ところで、船は航行する際、海水など周囲の環境から静電気が発生し、この静電気が厄介で、船舶の構造部分や装置、金属部分にダメージを与えるので、亜鉛が身代わりに酸化、腐食から保護してくれます。これがないと、劣化が速まりプロペラなどにも思いがけないダメージを与えることもあるようです。
防食亜鉛の適切な使用で、修理や交換の頻度が減らせるので、当然船舶の寿命にも影響します。また、環境にもやさしいようです!(^^)!
来月は久しぶりに伊豆諸島の航行も控えているので、これで安心
Captain/Team BIG TAK
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