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悪天候前のぎりぎりの夜間帰港 

しかし、21日の春の嵐は台風並みの凄さでしたね。湘南の海域も大しけ絵文字 相模川河口もこんなでした↓

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普段は平塚新港に係留しているベテランの漁船・遊漁船もすべて川沿いの須賀港へ一斉避難したため、今回の天候は侮れないと思い、BIG TAKⅡも業務終了後すぐにマリーナへ帰港したかったのですが、残念ながらこの日に限って相模川の潮位が非常に低く、また我々のマリーナは須賀港より2kmぐらい上流のため、浅瀬が多く潮位によっては航行不能になります。また、無理に航行するとプロペラやシャフトの損傷、場合によっては座礁の可能性が高いため、潮位が少しだけ高くなる夜9時頃まで待ってようやくの帰港となりました。

慣れてはいても、やっぱり誰もいない夜の海や川を単独航行するのは何があるかわからずビビりますね~...できれば翌日早朝少しでも明るくなって潮位が高い時に帰港したかったですが、万一天候悪化が早まると河口の高波で1~2日は港に足止めを余儀なくされ、また、最悪あびきによって船の損傷もあり得たので、今回は闇夜の浅瀬を選択しましたが、翌日は朝方から既に豪雨と強風だったの結果オーライでした(汗)。 

特に不安定な春の天候は我々にとっては大きな課題です。最も4月頃になれば徐々に天候も安定化するので今しばらくの辛抱でしょうか。。。。


注)あびき → 気象等の急激な変化で港に発生する海面の水位変動のことです。1年を通して春先にかけて多くなり2月~4月で年間の7割に達するようです。この水位の変動が激しいと船は桟橋に接触し損傷することがあります。春の嵐がもたらす弊害です。

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Captain/Team BIGTAK

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