今日は晴天に恵まれ沖合は少々のうねりのみで凪日和でしたが、やっぱり相模川(馬入川)河口だけは時折うねりによる波が防波堤を叩きつけ、波しぶきが上がっていました。
海上は凪でも、相模川河口はこの程度の波はしょっちゅうです↓。
相模川の河口は昔から難所として知られ、多くの事故も発生し、「あの河口には魔物がいる」と怖い話もあります。
浅瀬も多く、河口に堆積した砂などでその地形は複雑化し、特に海面より海底の潮流が非常に速く、大きな三角波ができやすい状況です。
特に台風シーズンなどは、地上は風もなく天気がいいからと言って油断して出航すると、河口の高波に驚いて出航を断念するボートや船舶も多いのも事実です。
この相模川河口は通常の港の入出港ルールと異なり、入船優先となります。
高波を船首で受けるのも衝撃は大きいですが、実は後ろから受ける波が非常に危険です。
そのため、この河口は沖から入港する船が河口を出る船より優先順位が高くなります。
BIG TAKⅡの2階操船席は5m以上ありますが、時には2階操縦席での目線を遥かに超える壁のような高波の背に乗って河口を入る時こそが最もリスクが高く、やり直しがきかないので、全神経を集中させなければなりません。また、波の背中に乗っても速度を出しすぎてその波を追い越しても危険です。同時に後ろから迫りくる大波にも追いつかれないようなタイミングとバランスが要求されます。
過去にはその威力で数度ステアリングが制御不能になる大波の洗礼を受けた経験もあり、その時のクルーの震えあがった姿は今でも忘れられません
小型ボートやジェットで河口の波に挑戦している状況を良く目にしますが、遊び半分で
自然の力を甘く見てはいけません。あそこには本当に魔物がいますよ!
過去の河口画像(本当に巨大な波は安全上撮影不能でした)↓
Captain/Team BIG TAK
海上は凪でも、相模川河口はこの程度の波はしょっちゅうです↓。
相模川の河口は昔から難所として知られ、多くの事故も発生し、「あの河口には魔物がいる」と怖い話もあります。
浅瀬も多く、河口に堆積した砂などでその地形は複雑化し、特に海面より海底の潮流が非常に速く、大きな三角波ができやすい状況です。
特に台風シーズンなどは、地上は風もなく天気がいいからと言って油断して出航すると、河口の高波に驚いて出航を断念するボートや船舶も多いのも事実です。
この相模川河口は通常の港の入出港ルールと異なり、入船優先となります。
高波を船首で受けるのも衝撃は大きいですが、実は後ろから受ける波が非常に危険です。
そのため、この河口は沖から入港する船が河口を出る船より優先順位が高くなります。
BIG TAKⅡの2階操船席は5m以上ありますが、時には2階操縦席での目線を遥かに超える壁のような高波の背に乗って河口を入る時こそが最もリスクが高く、やり直しがきかないので、全神経を集中させなければなりません。また、波の背中に乗っても速度を出しすぎてその波を追い越しても危険です。同時に後ろから迫りくる大波にも追いつかれないようなタイミングとバランスが要求されます。
過去にはその威力で数度ステアリングが制御不能になる大波の洗礼を受けた経験もあり、その時のクルーの震えあがった姿は今でも忘れられません
小型ボートやジェットで河口の波に挑戦している状況を良く目にしますが、遊び半分で
自然の力を甘く見てはいけません。あそこには本当に魔物がいますよ!
過去の河口画像(本当に巨大な波は安全上撮影不能でした)↓
Captain/Team BIG TAK
| 14:52
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