昨日回航で平塚新港に向かうと相模川河口付近から海水の濁りがひどく、港に入港するとさらに状況は悪化、港の中が褐色~赤茶色した赤潮に覆われていました。
赤潮の発生の原因は複数の説がありますが、やっぱり先日の豪雨等が海水に大量に混じったことによる塩分低下も一気に発生した大きな要因の一つかもしれません。
何よりも赤潮は何とも言えない独特の臭いがあり、今日も港が生臭く気持ち悪かったです。魚も酸欠でしょうか、水面にぷかぷか浮いていたのが何とも可哀想でした。
BIG TAKⅡなど船舶はエンジンも発電機も海水を吸い上げて冷却するので、今日はあの臭い赤潮がエンジン内を回っていたと思うとかなりへこみました。
さて、沖合は黒潮も入り込み今日は海水温も25度を超えていました。いよいよ本ガツオやキハダマグロも釣れ始めています。でも、これら回遊魚は塩分濃度が高い綺麗な海水を好むので、このドロドロした濁った海水も一旦時化でもまれて活性化され、早く綺麗な潮に入れかわってほしいと願うばかりです。
Captain/Team BIG TAK
| 22:37
前の記事
2021年07月03日
次の記事
2021年07月19日
コメント