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船長の身勝手Blog (大暴落は近いのか、それとも)

船長の身勝手Blogすっかりご無沙汰しました<(_ _)>


しかし、マーケットはひどいですね~。

株も下落中ですが、しばらく堅調だったビットコインなどの仮想通貨もついに大暴落、年初来安値更新絵文字


まあ、これもマネーと利権争い、世界の金融勢力による力の行使でしょうか。ここまでvolatility(ボラティリティ/変動率)が高いとしばらくはとても手が出せません絵文字


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残念ながら世界の勢力争いにすっかり巻き込まれ、予想通り我が日本も外国金融資本家に遊ばれ放題、気が付くとあっという間にこの有様、トホホ...絵文字


こんな状況でいいんでしょうかね。日本人はお人好し過ぎ、いい加減ここは怒るべきとこなんですけどね〜。


今はただただ世界から包囲されている日本の政治・経済も金融も、そのすべてが心配です絵文字


あ、絶対に忘れないでください!日本で容易に資金調達できることに味をしめた(綺麗な言葉でいう)外国人投資家らは極めて冷淡で、日本の義理人情一切通じず、いつまでも諦めず、継続的に、明日も来週も来年も皆さんの大切な資金絵文字を狙い搾取し続けます。


まさに日本市場はいかさま賭博ゲームセンターです。企業を純粋に応援するための健全な株式投資なんてもはや皆無なのかもしれません。


例えば現在の日本の株式市場を例にとると、今や7割以上、ひょっとするとそれ以上の割合を占める資金はすべて外国資本であり、最新のアルゴリズムやAIを駆使してマイクロミリセカンドの超高速自動売買ができる最新兵器を使っており、パソコンや携帯で我々が何千人集まって対抗してもミサイルと槍以上の差があります。よって真っ向からの対決は無謀、せこくコバンザメのように友達のふりをして同じ動きをするのが一番!恥も外聞も捨てましょう!


一方、昨年までは長年絶好調だった不死鳥米国市場。日本人が自国の投資をついに諦め、ダイナミックなアメリカ株や投資信託に魅了絵文字され、資金を移動してアマゾンだ、Googleだ、いやアップルだと言わんばかりにGAFAM銘柄に夢を託して投資していた人達も多かったのではないでしょうか。


実は、我々の年金を運用している国内機関や保険会社含む郵貯簡保や大手金融機関ですら米国株にかなり投資しているため、このまま米国市場が悪化すると、決算上も相当影響があり得るので、今後はそれら国内機関や企業への悪影響も懸念されます。


特にGAFAMはリーマンショック以来、超低金利政策で多額の資金を調達しまくって成長し、ここまで世界を牛耳る巨大産業と化した訳ですが、利上げ→金利上昇による収益鈍化懸念は避けられず、市場は即反応して株価はあっけなく下落中、ナスダック指数はついに年初来安値をつけました。まさに岩盤だったGAFAMが崩れることは予想外というか、だれにとっても考えたくなかった動きです。(本当に崩れるのはまだこれからかも知れませんが。。)


ロシアとウクライナの件もそうでしたが、今年以降はまさかの事象がどこにでも発生しうる年と思っていた方に分がありそうです。


特に利上げは金融関連株を除く株式市場にとっては想像以上にNegative要素が多く、むしろ戦争よりも株価へのインパクトは大きくなる可能性を忘れてはいけません。今の世界市場の運用者の中枢は金利上昇の恐ろしさを知らず、実際に経験していないファンドマネジャーやポートフォリオマネジャーが多く、そこに大きなテールリスクが潜んでいるかもしれません。


コロナを理由に景気がもともと良かった米国に、更にお金を配りまくる大判振る舞い、ちょっとやり過ぎました。そこにサプライチェーン(供給網)の混乱によりインフレが加速、FRBの予想を遥かに上回るインフレ率に陥り、スタグフレーション懸念や中間選挙への悪影響も心配されたことから、FRBも流石に背水の陣、敢え無く5月の利上げ実施となったわけです。


さあ、6月以降も高水準のインフレが続き、利上げや資産縮小が急がれるのか、「利上げ2度目には株式市場を去れ」、という言葉が気にかかります。最強のアメリカですら崩れていくのか。今後の世界の動向は我々が生き証人となります。


資金の逆流・縮小は今始まったばかり、我々は長~~~い、暗~~~いトンネルに入りました。


今後は少なくとも年単位以上で株や仮想通貨も低迷する覚悟が必要です。相場が反転したかのような見せかけもあるでしょうが、油断は禁物です。


どうやら今回はひょっとすると本気の血みどろ(勢力)争いかもしれません。

混乱しているうちに、何かのトリガーによって想定外の金融危機など、不測の事態が起こらないことを切に願いたいものです。


今の株式市場は地震でいうと、スリップ現象中。自律反発や談合による戻しや振り落としはありますが、実際はずるずると下値を切り下げています。ひょっとしたらですが、その先には経験のない大暴落が潜んでいるかもしれません。


もちろん、そうは思いたくありませんよね、しかし大地震同様、来たら即アウトなんです。やっぱり、何に於いても準備は少なからずしておいた方が無難です。


ここに来てやや気になるのが、日本も米国も株価がダダ下がりしたので、アナリストや専門家は、ここまで来たら流石にそろそろ買い時だ!と仰る人たちが急増してきました。それどころか、円安は追い風、日本にこれからどんどん世界からも資金が集まり、資産バブルがくると予想する人達も結構多くでてきました。


本当にそうなんでしょうか


まあ、政府も専門家も景気が悪化し株も下落するとはさすがに言えませんが、どうも都合の良い、ぬるま湯の中の解釈にバイアスがかかり始めているのがちょっと心配ですね。「世の中はよく大衆の逆を行く」、つまり、一方に意見が傾くと反対に動く作用が怖いです。


日本は自給自足すらできず、給与はデフレなのに(アメリカに資金をキャピタルフライトさせるための)強制円安へ、更に様々な物価は上昇中、そして天災リスクも大きい国です。

地政学リスクも上昇中です。


かつて日本はアメリカすらも脅かすバブルは確かにありました。私もまさにその頃証券会社にいて経験しています。しかし、経年劣化した日本は元気を失い、効率化も遅れ、人口は減り続け、天災そして原発問題、解決策なく何十年も後手後手で停滞している日本が、だからと言ってそんなに都合よく簡単に復活するのでしょうか。


今は個人的に、そう都合良くうまく行く訳はないよね、と思っている派です。


仮にあったとしても、線香花火の終わりの灯レベルでしょう。(もちろん日本人の一人として、神風が存在し、自国が奇跡的に復活することは切に願うことではありますが)


かつて日本バブルで湧いていた真っただ中、証券会社の先輩から、「株はな〜特にこれからは予想値の半値、8掛け、2割引きぐらい差し引いておくこと」と良く忠告されていて、その頃は、そんなのまさかあるわけないじゃん、とイケイケでした。


その後結局どうだったでしょうか。


バブル崩壊後、リーマン破綻のみならず、その以前には9.11、アメリカのITバブル崩壊、中東戦争、チャイナショック、2011の大震災、そしてコロナウイルスにロシア・ウクライナ問題など、市場も人々もその度に右往左往させられ混乱しました。


でも、そのほとんどが、ある日突然やってきました。実際にまさかの「事」が起こってみると、人々は手も足も出せず、ただ途方に暮れ、あまりにも無力だった(特に私がですが、(';') )、そんな記憶しかありません。


さあ、今回は世界の勢力争いに於ける新しい形の地政学リスクが勃発し、疫病未だ撲滅できない状況下で、リーマンショック後長年続いた金融緩和から→一気に金融引き締めへ舵が切られました。まさに、パンドラの扉が再び開いたわけです。


この大きな世界的激流の中、果たして世界もアメリカも日本も思い通りにソフトランデイングなどできるのか。(いや、できるはずがない派)


あまり遠くない将来、更なる金利高と物価高騰、新たな疫病の可能性や食料、資源難により、市場経済と実体経済は大混乱し、グレートリセットにならないよう祈るばかりです。


今や過去の歴史や経験も通用しない新しいフェーズで、我々はまさに大きな分かれ道に差し掛かっています。


何よりも、我々一人一人が今後起こり得るかもしれない様々な困難の中、すべてに於いて、迅速に、かつ自己責任による決断を迫られる時代はすぐそこに来ているのかもしれません。


辛うじて今はまだ平和と平穏を保っている日本ですが、後悔しないよう、日々大切に生きたいですね。


あ、もし、本当に世界に平和が戻り、日本が復活したら、私が悲観し過ぎたお詫びにBIG TAKⅡ無料乗船券差し上げます絵文字!)



...................


何だか今日は、ちょっと真面目に書き過ぎて疲れちゃった~絵文字


Captain/Team BIG TAK




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2022年05月14日
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