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視界10m地帯

2018年07月17日
15日は大気中の湿気が太陽で急激に暖められ蒸発したせいか、朝マリーナから独りで回航時に急激に霧がかかり始め、相模川の河口を出る頃はレーダーで確認しても視界がすぐ先10m位までがやっとで、その先は視界ほぼ0.かすかな音が聞こえたと思ったら、いきなり小型ボートが姿を現し緊張が走りました!危険回避で汽笛を鳴らし、何とかボートを避けて、一時河口沖合で停船して、レーダーを確認しながら待機するも、あっという間に潮に流され、今度はいきなり堤防の影が浮かび上がる始末です。いや~レーダー取り付けが終わっていなかったら出航時間に間に合わなかったかもしれません(・・;)

最近は人間の想定を遥かに凌ぐ激しい気候が多くなりました。我々の意識もハードルをかなり上げないといけない時が来ていると感じています。 

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Captain/Team BIG TAK

強風と炎天下が続く中、BIG TAKⅡへのレーダー取り付け作業が無事終了しました。一応新品のレーダーです(^^; いや~作業はBIG TAKⅡの2階操縦席(フライブリッジ)の高さがあるので、取り付けもマリーナ桟橋のスロープに船を半分下ろしながら、フォークリフトを使っての大作業となりました。

最強メカニックの角屋さんやチームの今野さんには非常に感謝してますm(__)m絵文字 お陰様で、また新たな気持ちで出航できそうです!

レーダーは人間の眼だけでは到底補え切れない、悪天候時の視界不良時はもちろんのこと、船で混雑する東京湾や大島海域などの外洋、また夜間の航行が伴う花火クルーズなどには特に強い味方となってくれます。時には、上物釣りの時に、沖合の鳥山(なぶら)を教えてくれることもあります。でも、レーダーがあるからといって決して油断せず、安全航行に努めます絵文字

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Captain/Team BIG TAK

初代BIG TAKから現在のBIG TAKⅡに至るまで15年以上に渡り、相模川の浅瀬と河口を数えること千五百回以上は通過していますが、ここだけは、外洋の高波同様以上に気が抜けず、緊張感を持って航行します。(因みに、この写真の河口の波はまだ大したレベルではありませんし、沖合は凪とわかりますよね )

河口が複雑な浅瀬でもあり、特殊な三角波が割れて連なり、その力は凄まじく、BIG TAKⅡの舵も全くきかないほど不規則な力がかかることがあり、魔物が住む日本有数の難所の一つと言われています。入船の方が危険が大きく優先されますが、出船の際も波のタイミングをみないと簡単に船が宙に飛ばされジェットコースターのように叩きつけられ極めて危険です。

過去からも多くの海難事故が起き、命を落とされた方もかなりの数にのぼります。よくお客様から、今日は河口が荒れて出航が難しいと説明しても、周辺の海域はそれほど波がないのになぜ?と言われ、説明に困ることがあります(>_<)....

先週からここ湘南も台風の影響か、南西回りの強風でしけが続き、影響は週末ぐらいまで続きそうです。近年は過去に経験のないような目まぐるしい気象、海象の急変もすさまじく、地震も含めて、更にリスク管理を持って運航しなければいけないと感じております。

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Captain/Team BIG TAK

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