連日報道されていますが、猛毒のカツオノエボシ(クラゲ)が湘南海岸の波打ち際のあちらこちらに漂着しています。
砂浜を歩いていると、一見青紫で小さいビニール袋がぷくっと膨らんだゴミが砂浜に落ちている感じです。
長い触手を持ち、刺されると腫れあがって激痛になるだけでなく、最悪アナフィラキシーショックで死に至るケースもあるらしく、思ってる以上に強敵な毒クラゲです。いつも船に乗っていても実際に沖合では小さすぎてわからず、正直どんなものかよく分かりませんでした。
特にこの季節は波打ち際で裸足で歩いたり遊んでいる子供たちやサーファーも多いので、誤って触れないよう厳重注意が必要です。
しかし、なんで最近この猛毒のクラゲが発生しているのか...やっぱり温暖化の影響でしょうかね~。或いは、夏の南西の強風で波に乗ってやってきたのかもしれませんが。
ひょっとすると我々人間が気が付く以上に生態系の変化が劇的に起きているのかもしれません。
さて、そのカツオノエボシ、実はうちの子供にも厳重注意していたにも関わらず、ネットで調べたらしく、意外に可愛いから飼ってみたいと勝手に海岸に行って4匹捕獲してきてしまいました。めちゃ怒りましたが、刺されなくて本当に良かったです(汗)
捕獲してきたものの、危険なのでどこにも捨てる訳にもいかず、とりあえずスマホで写真をガチャ↓
ただきもいだけでした"(-""-)"。
どうやらエサはシラスらしく、わざわざスーパーで買ってきてあげる羽目に。でも、割り箸でそっとあげると、ぱくっと吸い込みました。こんな小さい毒クラゲでも生きてるんですね。。面白い!
しかし、このクラゲ思いの外デリケートで、海水を毎日交換しないとだめらしく、放置すると水に溶けてしまうとか。
そして本日そっとのぞき込むと、何と3匹は既に水に溶けて消えていて、海水はやや変色、生臭い変な臭いが鼻について参りました。
水に溶けるとは聞いていましたが、その話は本当でした。何とも不思議です。猛毒クラゲとは言え、ちょっとかわいそうな気もしますが....残り一匹生存中のため様子見中です。
当初は色も鮮やかで、水槽でライトアップして飼ったらとちょっぴり癒しになるかもしれないな~と想像してしまいましたが、やっぱり危険生物のカツオノエボシの捕獲だけは絶対に止めましょう!
Captain/Team BIG TAK